【ニュースがわかる2024年8月号】巻頭特集はテーマから探す! ミラクル自由研究

行きたい!北の縄文遺跡

ニュースがわかる2021年9月号より

 世界文化遺産への登録が勧告された北海道・北東北の縄文遺跡群。それらについて調べてみると、縄文人たちの高度なくらしぶりが浮かび上がってきました。
 ぜひ現地に行って、実物を見てみたいものですね。

充実していた縄文ライフ

 今から約1万5000年前に始まった縄文時代は1万年以上続きました。縄文は日本固有の時代で、世界史では新石器時代に当たり、アジア大陸やヨーロッパでは農耕や牧畜が始まっていました。
 それでも縄文の人々は、定住してシカやイノシシを狩ったり、丸木舟に乗って魚を捕ったり、木の実や山菜、キノコを採集したりしていました。土器やうるし製品のほか、大きな建造物もつくるようになり、祈りなどの高度な精神文化をつちかっていました。

キーワード【北海道・北東北の縄文遺跡群】

北海道、青森県、岩手県、秋田県の計17の遺跡で成り立っている。さまざまな遺構や遺物があり、日本人が農耕を始める前のくらしぶりを伝えている。(編集部)

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