【ニュースがわかる2024年11月号】巻頭特集は世界が注目! アメリカ大統領選

パレスチナ問題とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 パレスチナ問題とは、聖地エルサレムを中心としたパレスチナ地方の領土を巡る、ユダヤ人(ユダヤ教を信仰する人々)とパレスチナ人(パレスチナ地方のアラブ人)の長年続く争いのことです。

 19世紀末以降、ユダヤ人は、もともとパレスチナ人が住んでいたこの地に移り住みました。国際連合(国連)は1947年、パレスチナを二つに分けることを承認。ユダヤ人は翌年、イスラエルを建国しました。これにより、多くのパレスチナ人が難民となり、対立が激化しました。

 パレスチナを支持する周辺のアラブの国とイスラエルの間では、4回の中東戦争が起きました。1993年、イスラエル、パレスチナ双方の合意で、自治区(ヨルダン川西岸、ガザ地区)が認められ、パレスチナ人による自治政府ができました。

 しかし、現在も武力衝突が断続的に起きており、和平への道筋は描けていません。 

  (『2023年版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は7月15日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2022年2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php