11月に行われるアメリカ大統領選挙に向けた党候補指名争いで3月12日、共和党のトランプ前大統領(77)と民主党のバイデン大統領(81)が指名されることが確定しました。(「Newsがわかる2024年5月号」より)
2人は夏の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」の過半数をそれぞれ獲得しました。大統領選挙は2020年の前回に続いて、トランプさんとバイデンさんの対決になる見込みです。
トランプさんは、ソーシャルメディアで「共和党を代表するのは光栄だ。我が党は団結し、強固であり、無能で腐敗した大統領に対抗していく。アメリカを取り戻し、かつてないほど偉大にするのだ」とバイデンさんへの対抗心をあらわにしました。
バイデンさんは「トランプ前大統領が引き起こす脅威がかつてないほど大きい時に、多様な民主党を代表する幅広い人々が再び信任してくれたことを光栄に思う」と強調。本選に向けて「アメリカ国民は未来に向けて前進し続けることを選ぶと信じている」と述べました。

一般教書演説を行うバイデン大統領=アメリカ・ワシントンで3月7日、ロイター/共同
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