新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
世界中の子どもの権利を保障するのが「子どもの権利条約」です。
子ども(18歳未満)を「権利の主体」と位置づけ、その人権の保障を各国に求めています。国際連合(国連)で1989年に採択され、アメリカを除く全ての国連加盟国が参加しています。日本では1994年に効力を持ちました。
54条から成りますが、大きく分けると、次の四つの権利を保障します。
生きる権利:住む場所や食べ物があり、医療を受けられる。命が守られる。
育つ権利:勉強したり遊んだりできる。自分の能力を最大限伸ばせる。
守られる権利:暴力を受けたり、無理やり働かされたりしない。
参加する権利:自由に意見を表せる。グループを作り、集会を開ける。
(『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)
次回は1月7日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。