新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
世界の中央銀行が「デジタル通貨」の発行や研究を進めています。デジタル通貨は、インターネットなどで取引される電子通貨をまとめた呼び方です。広い意味では、仮想通貨(暗号資産)や、Suicaなど民間企業の電子マネーも含まれます。中央銀行のデジタル通貨は、価値が安定しているという点で仮想通貨と、使える場所が限定されていないという点で電子マネーとは異なります。
バハマやカンボジアですでに中央銀行がデジタル通貨を発行しており、中国も発行間近です(2021年末時点)。日本は、アメリカなどの中央銀行と共同研究を進めていますが、デジタル通貨の発行で取引などが簡単になる半面、個人情報をどう管理するか、サイバー攻撃が起きた時にどう対応するかなど、課題も多くあります。
(『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)
次回は10月29日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。