【ニュースがわかる2024年7月号】巻頭特集は「沸騰」する地球の未来

キャンピングカーを身近に【起業家から君へ】

話を聞いたひと 宮下晃樹(みやした こうき)さん カーステイ代表

 週刊エコノミストで連載中の「挑戦者2021」。優れたアイデアや斬新なサービスで世の中を良くしようとする企業の取り組みを紹介しています。本サイトでは、誌面で紹介された「挑戦者」たちがどんな子どもだったのかを聞きました。

※エコノミストオンライン「挑戦者2021」はこちら

1年のうち350日は駐車場の“物置”と化しているキャンピングカーを有効利用し、人と場所までを一気通貫でつなげるシェアリングサービスを展開

 スマートフォン用アプリ「カーステイ」を開発し、キャンピングカーと、それを止めて利用する場所という、二つのシェアリング(共有)サービスを展開しています。キャンピングカーのオーナーと借りたい人、利用する場所のオーナーと借りたい人をそれぞれつなぎ、借りたい人が支払う料金のうち一部を手数料として当社の収入とする仕組みです。

 キャンピングカーは、1年のうちで利用されるのは大型連休などに限られることが多く、中には年間350日は駐車場で荷物置き場にしているオーナーもいます。そこで、使わない時間は借りたい人に貸せば、維持費を稼ぐことができます。登録オーナー数は現在180人ほどですが、納車を待って登録したいという人を含めれば500人ほどになります。

 通常のレンタカーでは、借りられる車種は1~2種しかなく、料金も1日2万円程度からですが、私たちのサイトなら車種もさまざま。多いのはバンタイプのキャンピングカーで、1日のレンタルで安いものなら3000円程度から借りられます。三井住友海上火災保険と共同でカーシェア型の保険も開発していて、オーナーも安心して貸し出せる仕組みを整えました。

こどもの頃はどんな性格でしたか?

スポーツや図工など、自分が好きな物事では、常に1番目でありたい負けず嫌いな性格でした。一方で、苦手なことはあまり努力せずに諦めていました(笑)

こどもの頃の夢を教えてください。

漫画「スラムダンク」の影響で、米国プロバスケットボール(NBA)の選手になることが小学生の時の夢でした。中学まではバスケ部でしたが、自分より上手い人がいたので、その夢を追いかけるのは諦めました(笑)

こどもの頃によく読んでいた本があれば教えてください。

漫画をよく読んでいました。1番読んでいたのは「週刊少年ジャンプ」です。仲間・夢・努力の大切さや、好きを貫くことの大変さ、後悔のないように鮮やかに生きる尊さ、は漫画が教えてくれたように思います。

仕事をしていてよかったこと、大変だったことを教えてください。

自分たちが生み出した好きなものが、誰かに喜びを与えることができて、その感情を仲間と共有できる瞬間が、人生で最も幸せです。大変なのは、なかなか誰かに喜んでいただくものを作るのは難しいことです。

子どもたちにメッセージをお願いします。

自分の「好き」を大切に生きて下さい。興味の幅を広げて、心のコンパスの赴くままに、旅するように生きると、運命を変えるような出会いがきっと待ってますよ。(聞き手=白鳥達哉 ・エコノミスト編集部)