子どものマナーとルール[ドアの開け方・閉め方]

学校の授業では教わらない世の中のマナーとルールを、子どもたちが読んでもわかりやすい内容で紹介しているロングセラー『マイルール 自立のすすめ』(毎日新聞出版)
今回は、本の中から、つい大人でもやってしまいそうな「ドアの開け閉め」についてです。

毎日、なにげなくやっているドアの開け閉め。お母さんも先生も、意外に注意しないルールがあるんだけど、わかるだろうか。

「あとから来る人のためにドアを押さえておいてあげる」。

――うん、これは大事。

「ドアを押さえてくれた人には、ありがとうと言う」。

――これも大事なことだ。
でも、私が言いたいのは、別のルールなんだ。
それは、ドアをバタンと大きな音を立てて閉めないこと。

絵・朝倉世界一

●大きな音を立てないのは生活のルール

いまの家は、いたれりつくせりにできている。開けたドアも手を離せばゆっくり戻って、パタンと閉じる。トイレのふたもぱっと手を離せば、静かに戻る。そういう「しかけ」は当たり前。

それで、いつもの癖から、ゆっくり戻らないドアなのに力いっぱいドアノブを引いて閉しめちゃったり、しかけがないトイレのふたでもぱっと手を離しちゃって、バタン! といわせてしまう。

絵・朝倉世界一

大きな音を立ててまわる人は、みっともない。気づかずにしている人ひとは、もっと恥ずかしい。ドアノブは最後まで持って、パタンと静かに閉めようよ。


 

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マイルール 自立のすすめ

未来のために「しくみ」を問う

著者:辰巳 渚(著), 朝倉 世界一 (絵) 出版社:毎日新聞出版 定価:1,430円

著者プロフィール

辰巳渚(たつみ・なぎさ)

1965年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。文筆家。現代における豊かで生きやすい暮らしの秩序を考え、提言しつづけている。その実践の場として、2007年度から「家事塾」を主宰。また家庭教育に関心が高く、子ども環境アドバイザーとしても活動している。(本書プロフィールより)

朝倉世界一(あさくら・せかいいち)

1965年生まれ。東京都出身の埼玉育ち。アルバイト先の雑誌編集部でイラストを描き始めて、88年に『おさるでグラッチェ』、『山田タコ丸くん』で漫画家デビュー