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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

勉強のやる気が出ないときはどうしたらいいの?【ニュースがわかるの本棚】

「テストの点数が伸びない」「苦手科目を克服できない」
「集中力が続かない」「勉強はいつ、何時間したらいいの?」
など、受験を控えた子どもたちの不安や悩みは尽きません。

そんな受験生やその保護者の皆様に、今まで多くの受験生をサポートしてきた中学受験カウンセラーたちが、お悩みに回答する書籍『中学受験にチャレンジするきみへ』から一部を抜粋し、ご紹介します。

今回は、「勉強のやる気がでない」という悩みに、株式会社アートオブエデュケーション代表取締役であり、中学受験カウンセラーの安浪京子先生が答えてくれました。

みんなの中に、ちゃんと「やる気」はあります。
だって、自分の好きなことにはやる気を出せるでしょ?

また、やる気は体調や気分によっても変わります。
どんなに好きなゲームをしていても「なんか、今日はやる気にならない」ってこともあるよね。
だから「やる気の出ない自分はダメなんだ」とは絶対に思わないこと。

でも、やっぱりやる気を出す方法も知りたいよね……というわけで、やる気を出しやすくするアドバイスです。

①とにかく始める

何もしない状態で「やる気」は出ません。
机に向かって、とりあえず10分続ければ脳に刺激が入ります。
これを「作業興奮」といいます。「5秒ルール」も効果的です。

「5秒ルール」は、メル・ロビンズさんが提唱した世界中で有名な魔法の呪文です。「1」になったら、何も考えず行動する」ことにより「考えるより先に体が動くようになった」と世界中の大人が感動しました。

勉強するときの気持ちの切り替え方とは?【ニュースがわかるの本棚】

勉強は、始めさえすれば半分終わったようなものです。

②きちんと睡眠する

やる気を出すには「体力」が必要。
睡眠不足では絶対にやる気は出ません。
睡眠時間はしっかりとりましょう。

③達成できそうな目標を作る

目標は遠すぎても自分のできる所だけは完璧にする、テストならば目標点数を60点にするなど、「ちょっとがんばれば手が届きそう」なところに目標を設定してみよう。

『中学受験にチャレンジするきみへ』(大和書房)。書影をクリックするとhontoのサイトにジャンプします。Amazonはこちら