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【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

食品の原産地表示 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 国内で製造される全ての加工食品には、原材料の原産地表示が義務づけられています。以前は、加工度が低く品質が原材料に影響されやすい干物などに限られていましたが、食品の重量に占める割合が高い原材料について、原産国名の表示が2022年度から完全義務化されました。原産地を知りたい消費者の参考になります。

 こうした食品表示基準は、たびたび改正されています。例えば遺伝子組み換え食品について、組み換え作物の紛れ込みを許容せず、原則「不検出」の場合のみ「組み換えでない」と表示できるようになりました(2023年)。

 単なる「無添加」との表示も、何を添加していないのかが明確でないとして、2024年4月以降は原則禁止です。

 食物アレルギーの原因となる食材(特定原材料)は、命に関わる場合もあるため2001年に表示が義務づけられました。2023年にクルミを加えて、8品目(*)となりました。

*卵、乳、小麦、そば、落花生、エビ、 カニ、クルミ 

(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)

   次回は4月19日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php