子どもは外でいろいろなものをベタベタとさわってしまうので、よそのお宅へおじゃまする際は手の汚れも気になります。しかし、お招きした側から「手を洗ってきてくれる?」とはなかなか言い出しにくいもの。たとえそれほど汚れてはいなくても、おじゃまする側から「手を洗わせてもらっていいかしら?」と申し出るようにしてください。
その際、もちろんタオルをお借りしてもよろしいのですが、「手洗いの後は、自分のポケットからハンカチを出して拭く」という癖づけをしたいときには、タオルが用意されていても自分のハンカチで拭かせましょう。
(『良家の子育て』第6章「およばれ・訪問」より)
次回は1月6日配信予定です
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著者:諏内えみ
「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。
本書のほか、『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)や『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)のベストセラーをはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『大人の若見せを叶えるしぐさとふるまい 一瞬で見た目が下がるアンチエイジング・メソッド』(大和書房)、『ディズニープリンセス 幸せをつかむマナー』(諏内えみ・監修、KADOKAWA)。