【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

中学入試の我が子のために親ができること④【日能研スタッフに聞く】

中学入試に向けた塾での勉強も、本格的な仕上げの期間。しかし、勉強にまだ身が入らなかったり、あせりだしたり、逆に過大な不安を感じ始めたり……というお子さんもいます。親はどう向き合えばいいのでしょうか。「未来への学び」を掲げ、毎年1万人を超える子どもたちの中学受験をサポートしてきた日能研。そのベテランスタッフのアドバイスを4回にわたってお届けします。

いつでもどこでもあなたの味方

Q:この時期、子どもが親に求めていることは何でしょうか、

A:塾の合否判定テストの得点や合格可能性などに保護者は一喜一憂しがちですが、本人自身はシビアに受け止めています。子どもは誰も、親には味方でいてほしい。繰り返しになりますが、「いつもあなたの側にいるよ」「どんなときもあなたの味方だよ」とお子さんを常に見守り、それを表現してほしいのです。

 好きな夕飯のメニューを並べてみるとか、「私にしてほしいこと、ある?」と聞いてみるのもいいかもしれませんね。普段仕事ばかりのお父さんなら、「頑張ってるな!」と急に抱きしめてみる、なんていうことも。子どもはびっくりするかもしれないけれど、「応援してくれているんだ」と内心はうれしいんだと思いますよ。

2月1日朝、どんな言葉をかけますか?

Q:子どものやる気を引き出す言葉があれば教えてください。

A:言葉は大切です。でも、どんな言葉に安心するかは、子どもたち一人一人によって違います。「自分がかけられてうれしい言葉を、おうちの人に伝えておこう」と子どもたちに紙に書いてもらい、受験間際の保護者会でそれぞれの親御さんに渡したこともあります。  

 「1月31日の夜、あるいは2月1日の朝に、どんな言葉をかけるのかを考えてみてください」と話したこともあります。我が子が生まれたとき、どんな思いで名前をつけましたか。どのように成長し、どんな人になってほしいと願いましたか。それを思い出せば、「何があっても、我が子の味方である」という気持ちを自分でも確かめられるはず。その珠玉の言葉を考えるための100日間なのかもしれませんね。

                                終わり