アメリカ大リーグで今シーズンも投打「二刀流」で活躍した大谷翔平選手(29)が11月16日、2年ぶりにアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれました。(「Newsがわかる2024年1月号」より)
MVPはアメリカの野球記者協会会員30人によって投票が行われました。2021年に続き、投票者全員から1位票を獲得し、2度目の満票受賞はメジャー史上初めてです。
発表された番組にオンラインで出演した大谷選手は「取れて特別なこと」と喜びを語りました。他の日本勢では、マリナーズのイチロー選手が2001年に選ばれたのみで、複数回の受賞は初めてです。
メジャー6年目だった今シーズンは、44本塁打で日本選手初のホームラン王を獲得し、打率3割4厘、95打点をマークしました。投手としても10勝5敗、防御率3.14の好成績を収め、史上初めて2年連続で「2桁勝利、2桁本塁打」を達成しました。大谷選手は「投打のバランスがすごく良く、より高いレベルでこなせた」と話しました。

大谷選手の地元、岩手県奥州市役所の玄関前に設置されたMVP受賞を祝うのぼり=岩手県奥州市で2023年11月17日
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