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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

仲邑さん 史上最年少でタイトル獲得
13歳11カ月 囲碁の女流棋聖に

囲碁の中学生棋士、仲邑菫三段(13)は2月6日、第26期女流棋聖戦で、史上最年少の13歳11カ月でタイトルを獲得しました。これまでの記録は、藤沢里菜女流本因坊(24)が2014年に会津中央病院杯を獲得した時の15歳9カ月。中学生のタイトル獲得は初めてです。(「Newsがわかる2023年4月号」より)

 囲碁の中学生棋士、仲邑菫三段(13)は2月6日、東京都千代田区の日本棋院で打った第26期女流棋聖戦で、上野愛咲美女流棋聖(21)に勝って2勝1敗とし、史上最年少の13歳11カ月でタイトルを獲得しました。

 これまでの記録は、藤沢里菜女流本因坊(24)が2014年に会津中央病院杯を獲得した時の15歳9カ月。中学生のタイトル獲得は初めてです。

 仲邑さんは終局後の記者会見で、プロ入りから3年10カ月でのタイトル獲得について「実力的には奇跡だと思うので、すごく早かったと思います」と話しました。

 仲邑さんは大阪府出身。3歳で囲碁を覚え、2019年4月、世界で戦う棋士を育てるために日本棋院が新設した「英才特別採用推薦」の適用を受け、10歳0カ月の史上最年少(当時)でプロ入りしました。父はプロ棋士の仲邑信也九段(49)です。

 2022年は48勝22敗の好成績で日本棋院の勝ち星ランキング3位でした。同6月には史上最年少の13歳3カ月で通算100勝を達成しました。

囲碁の女流棋聖戦三番勝負第3局で上野愛咲美女流棋聖に勝利した仲邑菫三段(左)=東京都千代田区で2023年2月6日

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