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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

中国 コロナ関連死「5.9万人」
ゼロコロナ政策ゆるめた後1カ月で

中国は、厳しい「ゼロコロナ」政策を大幅緩和した昨年12月8日から今年1月12日までの1カ月余りの間に、新型コロナウイルスに関連して死亡した人が6万人近くになったと発表しました。(「Newsがわかる2023年3月号」より)

 中国の衛生当局は1月14日、新型コロナウイルスに関連して、昨年12月8日から今年1月12日までの間に発生した国内の医療機関での新型コロナウイルス関連死は5万9938人だったと発表しました。

 世界保健機関(WHO)が中国の新型コロナの感染状況について、「死者数はかなり過少報告されている」と表明したことを受けた対応とみられます。

 中国メディアによると、コロナ感染による呼吸不全での死者数が5503人、基礎疾患との合併症での死者数が5万4435人でした。

 中国政府は昨年12月7日、厳しい行動制限などで封じ込めを図る「ゼロコロナ」政策を大幅にゆるめました。国内では感染が爆発的に増えていますが、政府は正確な感染状況の把握をやめました。

 一方で、日本や韓国など、中国からの入国者に対して水際対策を強化する国々に査証(ビザ)発給を停止するなどの対抗措置を行い、国際社会との摩擦も生じています。

上記画像をクリックすると「Newsがわかる2023年3月号」にジャンプします。
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