大昔の地球で長い間暮らしていた恐竜とはどんな生き物で、なぜ姿を消したのでしょう。福井県で見つかった恐竜化石が、9月に新種の「ティラノもどき」と命名されるなど日本でも研究が盛んです。恐竜の時代を振り返ると、いまを生きる私たちが学べることも見えてきます。国立科学博物館の對比地孝亘さんに教えてもらいました。(「Newsがわかる2023年11月号」より)
約1億6000万年 地球に君臨
約46億年の地球の歴史を生き物の移り変わりなどを基に区分した地質年代では、恐竜は中生代の三畳紀後半から白亜紀までの約1億6000万年の間、地球上にいたと考えられます。こうしたことは、石や砂などが積み重なった地層の中から見つかる恐竜の死がいの化石などを調べるとわかります。
恐竜はトカゲやカメ、ワニなどのは虫類の仲間です。しかし、体の中心を支える骨盤にある穴に太ももの骨がはまり、真っすぐ下に伸びた足を前後に動かして歩けるという特徴があります。活動的で大きな体になることができたため、4本足ではって歩く他のは虫類より繁栄したとみられています。
絶滅を選ぶな 恐竜からのメッセージ
https://www.newsgawakaru.com/news/2311/14_15
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