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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

江戸の町をのぞいてみよう!【徳川家康がわかる】

2023年大河ドラマの主人公、徳川家康。
戦国時代を生い抜いて江戸幕府を開き、その後265年も続く天下泰平の世を築いた偉人の生涯を、イラストや図解、マンガを交えてわかりやすく紹介するNewsがわかる特別編 徳川家康がわかる(毎日新聞出版)が発売中です。今回は本書の中から一部をチラ見せ!

どれくらい人が住んでいた?

 江戸の人口は、江戸時代初期の1609年に15万人、中期の1750年には122万人もいたと伝わっています。世界的にみると、1800年ごろの人口は北京110万人、ロンドン86万人、パリ55万人と言われているので、江戸がいかに大きな都市だったかわかります。

読み書きできる人が多かった?

 江戸時代、庶民の子どもたちは「寺子屋」という施設に通って、武士や医者、僧侶などから、文字の読み書きやそろばんを学びました。当時の外国では、読み書きできる庶民はごくわずか。身分や男女、年齢に関係なく読み書きできる人の割合が高い日本に、多くの外国人が驚きました。

たくさんの町人文化が生まれた!

 平和が長く続いた江戸時代は人々の暮らしに娯楽が楽しむゆとりができ、さまざまな文化が花開きました。代表的なものが、歌舞伎と人形浄瑠璃です。歌舞伎は庶民から武士にまで大人気で、衣装や髪形などの流行も生まれました。当時の町人の暮らしなどをテーマにした絵画や物語も人気を集めました。

 本書は、幼少期から晩年まで、家康の苦悩や決断、成し遂げたことなどを、歴史の流れとともに理解することができる一冊。いまの時代になじみのない語句をできるだけわかりやすく言い換え、用語解説や具体的なエピソードを盛り込んでいるので、楽しく読み進めることができます。

紹介した本はコチラ

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Newsがわかる特別編 徳川家康がわかる

出版社:毎日新聞出版 定価:700円

本書の目次

 NEWS 2023年の大河ドラマは徳川家康が主人公!

 徳川家康 天下人への歩み

Ⅰ 耐え忍んだ半生
 ・長かった人質時代
 ・今川家からの独立
 ・転機分け目の戦い「関ケ原の戦い」 など

Ⅱ大都市・江戸をつくる・・・
 ・水をいかした都市づくり
 ・日本橋を起点に五街道を整備
 ・お金のしくみも全国統一 など

Ⅲ争いのない世を願って
 ・天下統一の総仕上げ「大坂の陣」
 ・学校では習わない!?家康こぼれ話
 ・巻末資料 徳川家康略年表 など