科学技術への理解を深めるための国立の科学館、日本科学未来館(東京都江東区)はプラごみ問題に関するイベント「どうする!? プラごみ」を8月末まで開催中です。問題解決への方法を来館者と一緒に探る展示です。(「Newsがわかる2023年7月号」より)
日本科学未来館でイベント
「プラごみ汚染は地球が耐えられる量を超えたという専門家の指摘もあり、今回のイベントを企画しました」と話すのは同館の科学コミュニケーター、大沢康太郎さんです。
会場では、日本で1人が1年間に出す容器包装のプラごみ約32キロで作ったオブジェが目を引きます。展示ではまず、環境を汚し、生物への悪影響が心配される現状をパネルで解説しています。
「どうする!?プラごみ」の会場に置かれたプラごみのオブジェ(左)=4月28日
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