ウクライナとロシア なぜ対立?

ロシアが昨年からウクライナとの国境付近に軍を集め、攻め込むかもしれない状況が続いていました。
アメリカが主導する軍事同盟「北大西洋条約機構(NATO)」の国々も近くに軍を送り込み、緊張は高まるばかり。フランスやドイツが仲介して話し合いの継続を目指しましたが、ロシアは2月24日ウクライナへの攻撃を開始しました。なぜ対立が起きているのでしょう。
(ニュースがわかる2022年4月号より)

ロシア寄りの政権崩壊で一変

 ウクライナはかつてソビエト連邦(ソ連、今のロシアと周辺国)の一部でしたが、1991年のソ連崩壊に伴い独立しました。2014年2月に反政府デモによってロシア寄りの政権が倒れると、翌3月、ロシアは軍隊をウクライナ南部のクリミア半島に送り込んで、力ずくで自国の領土に編入。5月には、ロシア系住民の多いウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州で、ロシア寄りの武装勢力が一方的な「独立」を宣言しました。以来、この武装勢力とウクライナ軍の紛争が断続的に発生しており、ロシアは武装勢力を支援しているとされます。

 両州では2015年、停戦の約束(ミンスク合意)が結ばれました。ドイツとフランスが仲介し、両州に「特別な地位」(自治権)を与えると定めています。ロシアはウクライナが合意を守ることを求め、ウクライナはロシアの影響力を警戒して反対しています。

フランスが仲介 話し合い目指す

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