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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

ニュースっておもしろい!学び深発見 自分に合った睡眠を探そう 

本誌巻頭特集では、眠りのメカニズムや眠っている間に脳がどう働くかについて学びましたね。ここでは自分に合った睡眠の探し方についてバータ先生と一緒に考えてみましょう。

Aさん:ちょっと! さっきの授業、居眠りしてたでしょ。急にビクッとして起きたから、笑っちゃいそうになったよ

Bさん:山奥においしそうなレストランがあってさ。入ってみたらクリームを塗れとかいろいろ言われて、さぁ豪華なご飯が食べられると思ってドアを開けるところだったのになあ

Cさん:それって、国語の授業でやってた物語そのまんまじゃない! 起きてよかったよ。ドアを開けたら食べられちゃったかもよ

バータ先生:あはは。本当だね。「いいところで起きちゃった」ってなるのは、夢の中でテンションが上がると、血圧も上がるからなんだって。体内時計のサイクルでは、お昼ごろ眠くなるのは自然なことみたいだよ。給食の後の休み時間に10分ぐらい仮眠してもいいんじゃないかな。必要な睡眠時間や寝るタイミングって個人差があるけど、みんなは自分に合った睡眠をわかっている?

Aさん:僕は釣りが好きだから、早起きは得意。テストの前は夜ふかししないで早く寝て、その分、早起きしてスッキリした頭で勉強するとはかどる気がするな

Cさん:私は夜型。寝る直前に見た情報は、記憶に定着しやすいって聞いたよ。だから、テストの前は夜遅くまで勉強して、その分、朝はギリギリまで寝ていたいな

Bさん:ふーん。寝る直前に見た情報が定着するのか。だったら、ヒーローの漫画を読んで寝たら、ヒーローの条件が身につくってこと!? ベッドの周りに置くものも選び直さなくちゃ!

バータ先生からのひとこと:つい夜ふかししちゃうことってあるよね。先生も趣味のカメラや社交ダンスなどやりたいことが多くて、睡眠時間を削りがちだけど、脳や健康のためにも睡眠は大事にしたいよね。テストの直前じゃなくて、余裕がある時に、ベストな状態で勉強がはかどるのは何時に寝た時か、実験してみるといいよ。家族とも相談しながら、食事や入浴の時間を規則正しく決めてみてね

協力:日能研、イラスト:しばざきとしえ