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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

台風に備えるワンポイントアドバイス

 8月に入り台風シーズン到来です。気象庁によると、今年の台風の発生数は、平年(過去30年間平均ː25.1個)並みの24個前後の見通しだそうです。

 台風は7月から増え始め、8月をピークに10月まで多く発生すると予想されています。台風が来る前にしっかりと備えをしておきましょう。 

 植木鉢など飛ばされやすいものは室内に取り込むか、飛ばされないようにしっかり固定しておきましょう。 また、飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えて、カーテンやブラインドをおろしておきましょう。

 対策をしていても、想定以上の強風、豪雨などで、住宅が被害を受ける可能性があります。台風などの自然災害による損害への備えとして、「すまいの保険(火災保険)【図1】」があります。契約内容によっては水災被害を補償しない場合もありますので、ご家庭で火災保険の加入有無や契約内容を確認してみましょう。

図1

 また、台風が去った後に住宅修理に関するトラブルが増えているので注意が必要です【図2】。住宅修理業者から、例えば、訪問やインターネットを介し、「保険金が支払われるように被害診断をして保険金請求手続を代行する」、「保険金請求代行のコンサルタント料(報酬金)は支払われた保険金で対応できる」といった勧誘で高額な手数料を請求されるトラブルが増加しています。

図2

 業者から「保険が使える」と言って勧誘されたときは、すぐに契約をせずに、ご契約の損害保険会社または代理店にご相談ください。(取材協力:日本損害保険協会)