新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
他国の通貨に対して、日本の円の価値が下がることです。例えば、アメリカのドルと円の場合、「1ドル =100円」から「1ドル=110円」になると、1ドルを得るのに必要な 円が増えた(円の価値が下がった)ため、「円安・ドル高」になったといいます。
逆に「1ドル=90円」になると、1ドルを得るのに必要な円が減った(円の価値が上がった)ため、「円高・ドル安」になったといいます。
円とドルに限らず、世界の通貨は交換できます。例えば、日本の企業は海外の企業と貿易したり、日本人が海外へ旅行したりするとき、円でその国の通貨を買い、交換します。それぞれの通貨の価値に応じた交換比率を為替相場(為替レート)といい、さまざまな国の通貨を交換できる外国為替市場で常に変動しています。
(「2024年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より)
次回は5月8日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
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