新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
政府は2012年から、再エネの普及を後押しするため「固定価格買い取り制度(FIT)」 を導入しています。家庭や企業が再エネで発電した電気を一定期間、決まった値段(政府が毎年度見直して決めます)で電力会社が買い取る仕組みです。
しかし、買い取りにかかる分のお金の一部は通常の電気料金に上乗せされるため、消費者にとっては大きな負担です。
政府は消費者の負担軽減のため、電力会社が買い取る値段を段階的に引き下げてきました。ただし、これは再エネで発電した家庭や企業が受け取るお金(利益)が減ることにつながるため、今後取り組もうとする人にとってのメリットが薄れてしまう面もあります。
(「2024年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より)
次回は6月26日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
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