新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
一般データ保護規制(GDPR)とは、欧州連合(EU) が定めた、個人データを保護するためのルールです。2018年に施行され、「世界一厳しい」とも言われます。
個人が特定できるデータを扱う企業に厳格な管理を求め、例えばデータ収集時の本人の同意を「明確に」得るように義務づけたり、データの域外への持ち出しを原則禁止したりしています。EU域内に拠点がなくても、域内にサービスを提供している企業は対象となり、違反すれば高額な制裁金を科される場合もあります。
日本の個人情報保護法では、個人情報に当たらない「クッキー」(サイトの閲覧記録に関するデータ)やIPアドレス(ネット上の住所)も保護対象としているほか、「忘れられる権利」を法的権利として明記しています。
(「2024年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より)
次回は5月3日に配信予定です。
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ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。