巻頭特集では、地政学について、その考え方や平和のための活用法などを学びましたね。ここでは国同士のお付き合いで大切なことは何かについて、タッキー先生と一緒に考えてみましょう。
Bさん：「地政学ボーイズ」、面白かったね!! やっぱり世界中に日本の味方がいっぱいいたら心強いよね。日本を好きになってもらうには、どうすればいいだろう？
Aさん：日本のいいところをいっぱいアピールするのはどうかな。アニメやゲーム、おすしやラーメン。楽しいこと、おいしいものをどんどん紹介していこう！
Cさん：そうだよね。あと仲良くなりたいときは自分の話ばかりするより、相手のことを知りたいって思わない? お互いに関心を持てたら、いいお付き合いができそう
タッキー先生：いいところに気付いたね！ 相手に親しみを持ってもらうには、まずは相手の文化を知って、それをリスペクトしていますよ、という思いが相手に伝わることが必要だよ。「地政学ボーイズ」は先生も大好き。あと「紛争でしたら八田まで」というマンガも面白いよ。みんなも学んでいる地理や歴史も組み合わせて考えると、いろいろな発見があるかもしれないよね
Cさん：世界中の国のこと、もっと知りたいな。それで、いつか戦争がなくなってほしい。本当は誰も戦いたくはないはずだよね?
Aさん：う～ん。両方が「自分の国や家族を守るため」って言ってるもんね。僕に仲介するだけのパワーがあったらな～
Bさん：君が!? すごい壮大な志でビックリしたけど、なんかいいかも。国同士のトラブルを解決できる大人になれたらスゴイよね!!
タッキー先生からのひとこと：頼もしいな。みんなが外交の最前線に立つ日が本当に来るかもしれないね。対立している国それぞれに事情や言い分があるわけだけど、そのすべてに共感する必要はないと思う。ただ、あきらめずに対話を続けること、考え続けることがとても大事だよ。表面的に見えていることだけでものごとを判断せず、その背景を知り、つなげて考えることを忘れないようにしてね。
協力／日能研 イラスト／しばさきとしえ