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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

デジタル課税/デジタル通貨 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 経済の「デジタル化」を踏まえたさまざまな新ルールが策定されています。

 例えば2021年には、国境を越えて事業を展開する「多国籍企業」に対して適切に課税する新たな国際ルールに、130以上の国・地域が合意しました。巨大IT(情報技術)企業など全世界で一定の売上高がある多国籍企業に対して、「デジタル課税」を導入すること▽国によって異なる法人税の税率に、世界共通の目安(最低税率 15%)を設けること――の2本柱からなり、2024年以降の実現を目指しています。

 世界の中銀が発行や研究を進める「デジタル通貨」の共通ルールも2021年、主要7カ国(G7)の主導でまとまりました。中銀デジタル通貨(CBDC)を巡っては、バハマやカンボジアのように既に発行済みの国もある 一方、G7の中銀などは技術的な課題や安全性の研究を共同で進めている段階で、将来的に発行するか否かは 国・地域によって立場が異なっています。

  次回は2月16日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「米国と国際秩序の行方」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php