「選挙」は、投票によってみんなの代表を選ぶことをいいます。
学校でも、選挙でクラスの代表者である学級委員長や、児童会の役員を決めたことがあるのではないでしょうか。自分たちの代表を選ぶのだから、立候補した人の考えをきちんと聞いて、たよりになると思った人に投票しますよね。
政治の場合もこれと同じで、私たちの社会や生活をよりよくするために、私たちの意見を反映させてくれる代表者が必要で、その代表者を決めるのが「選挙」です。国や住民が自分たちの代表になってほしい人に投票し、より多くの人に選ばれた人が代表者になって政治を行います。「この人に私たちの暮らしをよくしてもらいたい」と思って代表者を選ぶのですから、投票する私たちも自分たちのまちや国のことに普段から関心を持っておくことが必要です。
選挙には、国の議員(衆議院議員・参議院議員)、都道府県の知事や議員、市町村の長や議員を選ぶ選挙があります。日本で代表者を選ぶために投票できる人は、18歳以上の日本国民です。選挙がいつ行われるかは選挙の種類ごとにきまりがあり、2021年は衆議院議員の選挙が行われます。自分たちが暮らしている地域からはどんな人が立候補して、誰が選ばれるのか注目してみましょう。小学生のみんなも勉強になるいい機会です。(編集部)