「量」から「質」の核軍拡時代へ 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 冷戦時代に世界で約7万発あった核弾頭は、約1万3000発まで減りました。大半を持つアメリカとロシアが削減に取り組んだためです。ただし、近年は新型への置き換えがなされ、「量」から「質」への転換が進んでいます。

 従来の核兵器は非常に大きく強力で、ひとたび核戦争が起これば全世界に壊滅的な被害をもたらす恐れがありました。このため核保有国は、戦争で実際に使うのをためらっていました。近年は技術の進歩で核兵器を小型化し、威力を抑えて局地的に打撃を与えることが可能になりました。こうした「使い勝手の良い」新型核兵器の〝配備合戦〟がアメリカとロシアを軸に展開されています。

 中国の動向も心配されています。中国の核弾頭保有数はここ数年、増え続けており、「2030年までに1000発に達するのではないか」とみる向きもあります。核弾頭を運ぶミサイルの開発にも力を入れているとされ、アメリカ、ロシアを含めた開発戦争が激しくなっています。

     (『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は10月15日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php