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【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

ニュースっておもしろい! 学び深発見 互いを認め合って宇宙へ

本誌の巻頭特集では、宇宙飛行士になるための試験や宇宙開発について学びましたね。宇宙に行くために必要なものは何か、シーマ先生、タニー先生と一緒に考えてみましょう。

Cさん:私も宇宙に行って、地球を外側から眺めてみたいな。だけど算数が苦手なんだよね。宇宙飛行士になるのはやっぱりムリかな?

Aさん:いや、宇宙への情熱があれば克服できるよ!! 僕が好きなサッカー選手、海外で活躍するうちに、苦手だったスペイン語を話せるようになったもの

Bさん:そうだよ。どうしてもかなえたい夢なら、がんばれるんじゃない? それに宇宙で困ったことがあったら、僕たちが地球から応援するよ

シーマ先生:実はね、先生も算数は嫌いだったんだ。でも、大好きな生物を研究するためには、統計や計算の知識が必要だったから意地でもがんばったよ。もし火星に行けたら、お米や豆が育つか試してみたいな

タニ―先生:先生は宇宙の知的生命体と話してみたい。算数はドリルが嫌なだけで、ものごとを分析するのは得意なんじゃない? 苦手と思うより、「これが好き、あれも好き」っていう気持ちを突きつめてみてね

Cさん:なんだかワクワクしてきた!! ロケットを使わずに宇宙に人や物を運ぶ「宇宙エレベーター」の研究も進んでいるみたいだし、いつか宇宙で暮らせるかもね

Aさん:でもさ、もし火星に行くとしたら、往復500日くらいかかるんでしょ。そんなに長い間、同じメンバーとケンカしないで共同生活できると思う?

Bさん:いろんな国の人がいるだろうから、いろんな言葉も学ばないとね。それに宇宙人と遭遇した時のために、テレパシーも鍛えておかなくちゃ

シーマ先生&タニ―先生からひとこと

テレパシーができたら最強だね! 宇宙では地球で過ごす以上にコミュニケーションの力が大切になってくる。国をまたいで人類の英知を結集するためには、お互いの考え方の違いを認め合い、知識を独占せずに支え合うことが必要だよね。その研究が実を結べば、君たちや子どもの世代が宇宙で暮らしたり、人間以外の知的生命体と出会う日が来るかもしれないね。

協力:日能研、イラスト:しばざき としえ