えんぴつは何種類ある?いつから使われているの?

 学校でタブレット端末が使われるようになってからは、キーボードやタッチペンで文字を書くことも増えてきましたが、今も小学校で一番よく使う文房具といえばえんぴつでしょう。

 えんぴつは濃さや持ち方、力の入れ方などによって文字の「とめ、はね、はらい」をしっかりと書きあらわすことができ、文字をていねいに書く練習になくてはならないものです。軽くて持ちやすいので、手が小さく、あまり力が強くない低学年のうちでも使いやすいですよね。

 小学校に入学するときは、芯(しん)がやわらかく、太くはっきりと書ける「2B」や「B」のえんぴつを用意することが多いでしょう。えんぴつの芯は、黒鉛(こくえん)と粘土(ねんど)を混ぜ、焼き固めて作られています。
 黒鉛は有毒な鉛(なまり)ではなく、炭(すみ)の仲間なので毒はありません。芯のかたさは黒鉛と粘土を混ぜる割合で決まり、黒鉛が多いとやわらかくて濃くなり、粘土の割合が多くなるほどかたくて色のうすい芯になります。

 その芯の濃さやかたさをあらわしたのが、えんぴつについている「2B」「HB」などの記号です。やわらかいものから順番に、6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9Hまで、17種類あります。BはBLACK(ブラック:黒い)、HはHARD(ハード:かたい)、FはFIRM(ファーム:しっかりした)の頭文字で、Bの数字が大きいほどやわらかくて濃い、Fの数字が大きいほどかたくてうすい芯、ということです。えんぴつを作る会社によっては、もっと濃い芯やもっとかたい芯を作っているところもあります。

 えんぴつは、1560年代のイギリスで誕生しました。日本で最初にえんぴつを使った人は、徳川家康(とくがわいえやす)だと言われていて、静岡県の久能山東照宮博物館(くのうざんとうしょうぐうはくぶつかん)に保存されています。

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(編集部)