【ニュースがわかる2025年1月号】楽しくあけよう パッケージ

核軍縮 日本の立ち位置 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 日本政府は核兵器禁止条約(核兵器を違法として全面禁止する初めての国際ルール)について「目指すゴールは共有する」としながらも、参加していません。これは、日本がアメリカの「核の傘」の下にあるためです。中国などが軍備を強化する中、アメリカの軍事力に頼らざるを得ない事情があります。しかし 被爆者団体などからは批判の声が上がっています。

 政府は、核拡散防止条約NPT、核保有国が増えるのを防ぎ、核軍縮を促すための条約)に軸足を置いて、核保有国と非核保有国の「橋渡し役」を務めるとしています。戦争で被爆した唯一の国として、「核なき世界」を目指す日本の「本気度」が問われています。

 (『2023年版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は5月27日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2022年2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php