仮想通貨担保に現金貸し出し【起業家から君へ】

話を聞いたひと 武田誠(たけだ まこと)さん フィンターテック代表取締役

週刊エコノミストで連載中の「挑戦者2021」。優れたアイデアや斬新なサービスで世の中を良くしようとする企業の取り組みを紹介しています。本サイトでは、誌面で紹介された「挑戦者」たちがどんな子どもだったのかを聞きました。※エコノミストオンライン「挑戦者2022」はこちら

投機商品とみなされることが多い仮想通貨の価値を広めるため、大手金融機関発のベンチャーが新たな取り組みを始めた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインを担保に法定通貨を融資するフィンテック事業を展開しています。日本でこのようなサービスを展開したのは当社が初めてです。

2020年4月のサービス開始時は、法人向けに最低融資額1000万円で始めましたが、21年8月には500万円に引き下げました。11月からは個人へも間口を広げ、200万円から融資可能となっています。法人、個人ともに最大融資額は5億円で、金利は年4~8%。今後はイーサリアムなど、ビットコイン以外の仮想通貨も取り扱う予定です。

当社は大和証券が8割、クレディセゾンが2割を出資している合弁会社です。ビットコインを担保に法定通貨を貸し出すビジネスは、資金力に乏しい新興ベンチャー企業には難しい。大手金融機関の子会社だからこそできる挑戦だと思っています。

■こどもの頃はどんな性格でしたか。

比較的、おとなしいこどもでした。自分から積極的に発言をしていくようなことはあまりなかったと思います。ただ、学級委員に選ばれることも多く、人前で話すことは得意でした。

■こどもの頃によく読んでいた本があれば教えてください。

本は読書感想文の宿題があるときに読む程度でした。 大学生になってからは、電車通学に時間がかかることもあり、推理小説をたくさん読みました。

仕事をしていてよかったこと、大変だったことを教えてください。

よかったことは、上司、同期、部下、取引先や協業相手の皆さま等、多くの人と知り合えたことです。様々な人と出会う中で、尊敬する人の所作を真似すること等を通して、自分は成長できたと思います。

大変だったことは、改めて考えると、あまり思いつきません。

その時々は、失敗したり、叱られたり、で大変だなと感じていたと思いますが、今となってはそういった苦しい経験を忘れてしまっているのかもしれません。

■子どもたちにメッセージをお願いします。

人との出会いを楽しみましょう。範囲を限定せず、自ら新しいところに参加していくようにしましょう。自分と合う人、合わない人、様々ですが、全ての出会いが自身の糧になります。(聞き手=齋藤 信世・エコノミスト編集部)

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