乾燥する日が続く中、少し暖かくなってきたと思いきや、寒い日に後戻りして、体調を崩しやすい季節です。そこで、本日のテーマは〈体調管理は先手必勝〉です。
『マイルール 自立のすすめ』(毎日新聞出版)から一部抜粋、加筆修正し、お届けします。
◇なんだがゾクゾクする……
風邪の引きはじめって、何となくわかるよね。
背中がぞくぞくしたり、食欲がなくて好物の焼き肉も味がしなかったり、頭のしんや目の奥がじんじんしたり・・・・・・。
そんなサインを感じたら、「風邪を引いたみたい」ってお母さんに伝えよう。
引き初めのサインは、他の人にはわからないものだから。
真っ先に気づく自分が、上手に対処できるかどうか。
それで、風邪が軽く済むか重くなるかが決まってくるんだ。
絵・朝倉世界一
◇無理せずゆっくりぐっすり眠る
風邪はウイルスが原因って、知っているかな。
風邪のウイルスを退治する薬は、今のところないんだ。
だから、風邪の対処は、とにかく無理せず休むこと。
夜ごはんには、消化がよくて体が温まるメニューを作ってもらおう。
見たいテレビがあっても、なるべく早く布団に入ろう。
どうしてもお風呂に入りたいなら、湯冷めしないように万全の態勢で。
乾燥している日なら、マスクをして眠ると、のどや鼻のためにいいと思うよ。
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マイルール 自立のすすめ
未来のために「しくみ」を問う
著者:辰巳 渚(著), 朝倉 世界一 (絵) 出版社:毎日新聞出版 定価:1,430円
著者プロフィール
辰巳渚(たつみ・なぎさ)
1965年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。文筆家。現代における豊かで生きやすい暮らしの秩序を考え、提言しつづけている。その実践の場として、2007年度から「家事塾」を主宰。また家庭教育に関心が高く、子ども環境アドバイザーとしても活動している。(本書プロフィールより)
朝倉世界一(あさくら・せかいいち)
1965年生まれ。東京都出身の埼玉育ち。アルバイト先の雑誌編集部でイラストを描き始めて、88年に『おさるでグラッチェ』、『山田タコ丸くん』で漫画家デビュー