「週刊エコノミスト」で幅広いジャンルの本を紹介している「話題の本」コーナー。その中から、親子でも楽しめる、より深く知ることでタメになる本を厳選してご紹介します。
マイクロソフト社の設立者であり、現在は技術者、経営者、慈善家として知られるビル・ゲイツ。
気候大災害を回避するにはどうしたらいいか、10年にわたって詳細に検証したのち、温室効果ガスの排出量をゼロにする以外にもはや生きる道はないという結論に至る。
その実現のために政府に求められる施策は何か。イノベーションの力をどう活用するのか。具体的な提言が続く。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー・ランキング1位に輝いた話題作。
(「週刊エコノミスト」21年10月5日号『話題の本』より)
上の画像をクリックすると「エコノミストon-line」のサイトにジャンプします
紹介した本はコチラ
タイトル:
地球の未来のため僕が決断したこと
気候大災害は防げる
著者:ビル・ゲイツ
訳者:山田 文
出版社:早川書房
定価:2,420円
全国書店等にてお買い求めいただけます
書影をクリックすると本の通販サイト
「honto」のサイトにジャンプします
著者プロフィール
[著者]ビル・ゲイツ(Bill Gates)
技術者、経営者、慈善家。1975年、旧知のポール・アレンと共にマイクロソフト社を設立。現在はビル&メリンダ財団の共同会長を務めている。また、クリーンエネルギーやそのほかの気候変動に関わる技術の商業化を目的とするブレークスルー・エナジーを立ち上げた。3人の子どもがいる。
[訳者]山田文 (やまだ・ふみ)
翻訳家。訳書にユヌス『3つのゼロの世界』、ウォルフ『炎と怒り』(共訳、以上早川書房刊)、クラステフ『コロナ・ショックは世界をどう変えるか』、ヴォルナー『壁の世界史』など多数。