お父さまやお母さまが仕事に出かけるときの「いってらっしゃ―い」の後や、お客様をお見送りするときの「さようなら」の後……。ごあいさつの言葉を言った途端、クルッと向きを変え立ち去ってしまう子は多いのですが、ご存じのように、こちらは日本の作法としてはNG となります。
私がお子さんたちにお伝えしているのは「ドアが閉まるまで動かない」です。足だけでなく、もちろん顔も目も! ドアがまだ閉まりきっていないときは、相手から見える状態でもあります。親子ともども、お見送りは最後まで丁寧に行いましょう。
(『良家の子育て』第2章「所作・ふるまい」より)
次回は2月3日配信予定です
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「育ちがいい子」「品がいい子」はいったい何が違うのか? 具体的にお父さま、お母さまは何をしたらいいのか? どんな言葉をかけると伝わりやすいのか?
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著者:諏内えみ
「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。
本書のほか、『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)や『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)のベストセラーをはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『大人の若見せを叶えるしぐさとふるまい 一瞬で見た目が下がるアンチエイジング・メソッド』(大和書房)、『ディズニープリンセス 幸せをつかむマナー』(諏内えみ・監修、KADOKAWA)。