「週刊エコノミスト」で幅広いジャンルの本を紹介している「話題の本」コーナー。その中から、親子でも楽しめる、より深く知ることでタメになる本を厳選してご紹介します。
NASAのプロジェクトにも参加したことがあり、毎年数十億円の売り上げをたたき出すアルゴリズムの開発者・加藤百合子さん。
日本人の妻との結婚を機に来日、仏画師として活動するも、出会った小松菜生産者から見込まれて引き継ぐことになったネパール人のダルマ・ラマさん。
本書はさまざまな前歴を持つ人々が農業に魅了され、ビジネスとして確立させていく模様を取材・リポートする。
次世代農業の可能性の大きさを感じさせてくれる1冊だ。
(「週刊エコノミスト」21年11月2日号『話題の本』より)
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紹介した本はコチラ
タイトル:
農業フロンティア
越境するネクストファーマーズ
著者:川内イオ
出版社:文藝春秋
定価:968円
全国書店等にてお買い求めいただけます
著者プロフィール
川内イオ(かわうち・いお)
1979年生まれ。千葉県出身。稀人ハンター、フリーライター。「規格外の稀な人」を追い全国を巡る。著書に「農業新時代」など。