【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

宿題をやり始めるまで時間がかかる子にはどうしたらいいの?

 教員とも塾講師とも異なる“次世代の教育者”として注目されている教育ユーチューバー、葉一(はいち)さん。
 たくさんの方にご覧いただいている「やる気レシピ」に続き、今回は、葉一さんご自身が塾講師時代やYouTuberとしての経験をもとに、小学生のお子さんをもつ親御さんに向けて、“子どもの勉強にまつわる悩み”や“学習習慣の作り方”など、葉一さんの著書『小学生の子がどんどん勉強するようになる親のすごい声かけ』から一部抜粋して、ご紹介します。

◆「勉強=大変」のイメージを崩していこう

「どうして、うちの子ってこんなにやる気が出ないんでしょう……」
これは、塾講師時代によく耳にした「親御さんのお悩みトップ3」のうちのひとつです。「なかなかやる気が出ない」「勉強に取りかかるまでに時間がかかる」、そんなタイプのお子さんは、頭の中で「勉強=大変」という考えが凝り固まってしまっているケースが多いです。

でも、大人の私たちだって、そうですよね?

やっかいな仕事が降ってきて「終わるのにいったい何時間かかるのだろう……」というときには、ため息をつきたくなりませんか。なかなか腰が重くなって取りかかれませんよね。でも、ゴールの見える、10分くらいでサクッとこなせる仕事量なら、「ちゃっちゃと終わらせようか!」と軽い気持ちで取り組めるでしょう。

子どもだって同じです。やる気が出ないときには、「これならすぐ終わるからさっさと終わらせてしまおう!」と思える量まで減らすこと。
 お子さんに「どれくらいの量ならすぐに始められる?」と率直に聞いて、その子が無理なく取り組める量まで減らしてみてください。そうすることで、子どもの心理的なハードルはぐっと下がります。いやいや勉強しだすのではなく、ごく自然に取りかかれるように変わってくるはずです。

次頁では「子どもにとって適切な勉強量の決め方」を紹介