「Newsがわかるオンライン」が主催する「保護者のための中学受験攻略セミナー」が23年12月15日に開催されました。今回のテーマは「中学受験の良いところは!?」。中学受験と高校受験ちがいとは、私立中高一貫校と公立中高一貫校のちがいとは、中学受験のメリットとは――。いずれも中学受験をする受験生の保護者がしっておきたい情報として重要なポイントです。(保護者のための中学受験攻略セミナーより)
『中学受験のメリット』を理解する重要性
「中学受験の良いところは!?」をテーマに23年12月15日に開かれたオンラインセミナーで、講師のミライクリエ菅原祐二先生が強調したのは、『中学受験のメリット』を理解することの重要性でした。
セミナーは、「Newsがわかるオンライン」が22年11月から開いている「保護者のための中学受験攻略セミナー」。講師を務める菅原先生は大手進学塾での指導経験を生かし、現在は株式会社ミライクリエ代表として体験型学習塾などを運営しています。サステナビリティ教育やSTEAM教育などを展開し、教科書だけで学ぶことのできない本質的な学びの場を提供しながら、「持続可能な社会」への貢献を目指しています。ミライクリエの事業内容(同社提供)
受験勉強をしてまで、中高一貫校に進学するのはなぜのか。「中高一貫校は先取り教育に思われがちです。中1~高3は、思春期であり多感な時期。お子さまにあった中高一貫校の環境を選ぶことで、大きく伸びます。これがメリットの1つです。」と菅原先生は話します。
さらに「中学受験をすれば、高校受験は原則ありません。つまり、落ち着いて6ヵ年教育を受けることができます。わが子の選択肢を広げる方法であり、決して特別なことではなくなってきています。首都圏の小学生のおよそ4.65人に1人が中学受験をしています。」と解説します。
公立にはない私学の魅力
地元の公立中ではない、中高一貫校でも私立中高一貫校の教育環境に魅力があります。各私学には、必ず創設者がいて「建学の精神」があります。ご家庭の教育方針やわが子に合う学校を選択することで最適な教育環境で成長することができます。また、男女別学を選ぶことができるのもポイントです。その他、施設が充実しており、独自の6ヵ年カリキュラムや体験プログラムが整っているのも大きな魅力です。「学校選択をする際は、偏差値で決めるのではなく、学校に足をはこび、通っている在校生や先生方にふれて考えてほしいです。」とすすめました。
次回の「保護者のための中学受験攻略セミナー」は、「中学受験の塾の活用・かかる費用は!?」をテーマに24年1月19日(金)20時~20時半に開催されます。中学受験に悩みをもつ保護者の方は、ぜひ受講してみてください。