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「テストの点数や偏差値に一喜一憂するのはNG」中学受験での保護者の役割とは

「Newsがわかるオンライン」が主催する「保護者のための中学受験攻略セミナー」が9月1日に開催されました。第8回目となる今回のテーマは「中学受験における保護者の役割」。成績があがる環境づくりとは、やる気につながるほめ方とは、お子さまの個性を重視する志望校選択とは――。いずれも中学受験における保護者の役割として重要なポイントです。(保護者のための中学受験攻略セミナーより)

親子のコミュニケーションを密に

「成績を気にするより、コミュニケーションを密にして、子どものいいところをどんどんほめてあげてください」。「中学受験における保護者の役割」をテーマに9月1日に開かれたオンラインセミナーで、講師のミライクリエ菅原祐二先生が強調したのは、親子のコミュニケーションの大切さでした。
 
 セミナーは、「Newsがわかるオンライン」が昨年11月から開いている「保護者のための中学受験攻略セミナー」で、この日は8回目。講師を務める菅原先生は元大手進学塾での指導経験を生かし、現在は株式会社ミライクリエ代表として体験型学習塾などを運営し、サステナビリティ教育やSTEAM教育などを展開。教科書だけで学ぶことのできない本質的な学びの場を提供しながら、「持続可能な社会」への貢献を目指しています。

株式会社ミライクリエでは子どもの知的好奇心を育む、さまざまな体験学習塾を企画している

株式会社ミライクリエのホームページ

 成績が上がる環境づくりになぜ家庭のコミュニケーションが大切なのか。「子どもと保護者がいろいろな話をし、悩みなどを共有することで子どもがリラックスできれば、ストレスが軽減につながり学習に対する集中力が高まる」と菅原先生は話します。

 近年はリビングでの学習が推奨されています。これは子どもに声をかけやすい、コミュニケーションがとりやすいという理由が大きいためです。また、共働きの家庭には「保護者はとても忙しいと思いますが、週に数回、10分ずつでもいいので子どもとコミュニケーションの時間をあらかじめ決めておく。散歩などリラックスできる環境で話をするのもいいでしょう」とすすめました。

ほめることが重要

 教育は今、「教師が教える」から「主体的に学ぶ生徒を教師がサポートする」ものへと変わりつつあります。学ぶ意欲や自己肯定感をはぐくむためにも、子どものいいところを見つけて「ほめる」ことが重要になります。中学受験においても、自己肯定感が高まり、どれだけポジティブな感情が持てるかが大切です。

 では、我が子をどうほめればいいのでしょうか。ポイントは、たとえ結果がでていなくても、どのように勉強したか、どう努力しているのかなどのプロセスを見ること。

 当たり前のことかもしれませんが少しでもよいところ、頑張っているところを見つけて、ほめる。それは保護者にしかできないことです。また、笑顔で褒めることを忘れてはいけません。「塾の先生が、すごく頑張っているとほめていたよ」と子どもに伝えることもやる気につながります。

保護者が子どもをどうやってほめるかが重要になる

 セミナーの最後にはあらかじめ参加者が寄せた質問に菅原先生が答える時間も設けられました。

 その一つが、保護者のメンタルを保つコツについてアドバイスを求めるもの。菅原先生は「テストの点数や偏差値に一喜一憂するのはNG。努力の積み重ねることで成果につながります。子どものちょっとしたよいところを見つけてほめる、コミュニケーションをとることが重要です。また、保護者の気持ちも子どものポジティブな行動などを認識することで安心し落ち着くことができるでしょう」と話ました。

 次回の「保護者のための中学受験攻略セミナー」は、「わが子にあう学校選び」をテーマに10月6日(金)20時~20時半に開催されます。中学受験に悩みをもつ保護者の方は、ぜひ受講してみてください。

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