ここ数年、盛んに叫ばれている「リスキリング」。人生100年時代に学び直しが必要であることは理解できるが、社会人になってからはどのように勉強すればいいのだろう。受験のカリスマ・和田秀樹氏に〝結果を出す〟社会人のための勉強法を伝授してもらった。
(「サンデー毎日」23年5月21日号より)
ーーところが、アウトプットを司る前頭葉は中高年から機能が落ち始める。
この機能が低下すると、意欲も落ちて、足腰や頭を使わなくなって要介護のリスクが高まる。創造性も衰えて、話の面白くない高齢者になりやすくなってしまう。さらに感情のコントロールも悪くなり、暴走老人への道につながりかねない。