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10代の摂食障害が増加中

ニュースがわかる2021年11月号より

ストレスや過度なダイエットが原因となる摂食障害に、10代の患者が増えています。新型コロナウイルスの影響で、家で一人の時間が増え、ダイエット動画などを見てエスカレートしたケースも指摘されています。

摂食障害の相談数で10代が最多に

国が全国4カ所に設置した摂食障害支援拠点病院に寄せられた新規相談件数の統計によると、2020年度は10代からの相談が326件あり、年代別で最多となりました。昨年度までの3年間で、全年代の相談件数が1.2倍になったのに対し、10代の相談件数は1.8倍と急増。専門家は、小学校高学年を中心とする10代の摂食障害患者には、やせたいという願望があるだけでなく、成人よりストレスに弱い特徴があるといいます。家庭内や学校での不安やストレスが原因になることもあるようです。

治療には家族や医療のサポートが必要

摂食障害になると、標準体重であっても「自分は太っている」と思い込み、食べられなくなる「拒食症」や、たくさん食べては吐く「過食症」などの症状がでます。症状が長引くと、栄養不足で健康を害したり、成長に影響が出たりするだけでなく、時には命を落とすこともあるため、早めに専門病院で治療することが大切です。心の病気で自覚症状がない場合もあり、周りの大人のサポートが必要になります。

【キーワード】 摂食障害とは

体重の増加を極度に恐れて食事を制限する「拒食症」と、衝動的に大量の食べ物を食べる「過食症」に代表される精神疾患の症状。患者の9割以上が女性といわれ、10~20代の発症率が高く、自覚がない場合もある。栄養不足や低カリウム血症などの合併症や自殺により、患者の約1割が死亡するとの推計もある。

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