国の働きには、「立法」「行政」「司法」の三つがあります。日本では、これらを国会、内閣、裁判所 という別々の機関が担当し、チェックし合う仕組みです。これを「三権分立」といいます。
<国会>法律(国のルール)を作る国の唯一の立法機関。内閣の案を審議して、予算(お金のやりくりの計画)も決める。
<内閣>国会が決めた法律や予算に基づき、国の行政を取り仕切る。内閣のトップが内閣総理大臣(首相)
<裁判所>罪を犯した疑いのある人を裁いたり、個人や会社同士のトラブルを解決したりする。くじで選ばれた国民が裁判官とともに裁判の一部を担う「裁判員制度」もある。
(「2024年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』入門編(5級対応)」より)
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、5級は主に小学生対象。5級対応の「公式テキスト&問題集『時事力』入門編」は、「エネルギー資源と電力」「コロナで変わる社会」「国の政治、地域の政治」など17のテーマについて、「基本のことば」「確認テスト」「練習問題」の3段階で学べ、中学入試で出題が増えた時事問題の基礎固めにぴったりです。
5級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式です。