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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

限りある「化石燃料」【ニュース検定「入門編」】

 テレビを見る、自動車を走らせる、工場で商品を生産する――。私たちは日ごろ、暮らしや産業の中で、電力などのエネルギー(ものを動かす力)をたくさん使っています。

 エネルギー源となる資源の代表例は、石油(原油)石炭天然ガスです。何億年も前の生物の死がいが地中で変化したもので、化石燃料と言います。ただ、埋まっている地域や量は限られています。

 火力発電や自動車の燃料に使うと、地球温暖化を招く二酸化炭素を出します。これに対し、原子力発電は二酸化炭素を出しません。ただし原子力発電所(原発)で事故が起きると、放射性物質が飛び散り 、住民の健康被害や環境汚染を招く危険性があります。

   (「2023年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』入門編(5級対応)」より)

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。

 1級~5級まで6段階ありますが、5級は主に小学生対象。5級対応の「公式テキスト&問題集『時事力』入門編」は、「エネルギー資源と電力」「コロナで変わる社会」「国の政治、地域の政治」など17のテーマについて、「基本のことば」「確認テスト」「練習問題」の3段階で学べ、中学入試で出題が増えた時事問題の基礎固めにぴったりです。

 5級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式です。