イタリアのミラノ・コルティナ冬季パラリンピックが、3月6〜15日に開催されました。史上最多の55の国と地域から約600人の選手が参加し、6競技79種目を行いました。(「Newsがわかる2026年5月号」より)
開幕直前に始まったアメリカとイスラエルによる攻撃で、イランの選手団が参加を見送りました。一方、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシは出場が認められ、反発も広がりました。今大会は戦火に揺れた「平和の祭典」となりました。
日本からは、海外で開かれる大会では最多の44人が出場しました。このうちアルペンスキーの村岡桃佳選手(29)は銀メダル2個を獲得。個人通算のメダルの数を11個とし、冬季では単独最多となりました。日本勢が獲得したメダル数は前回の北京大会から3個減り、4個(銀3、銅1)でした。閉会式はコルティナ・カーリング五輪競技場で開かれました。ウクライナは開会式に続いて、欠席しました。大会組織委員会のジョバンニ・マラゴ会長は「戦争の太鼓や旗が勝っているように見える今、私たちはともに平和、友情、尊重、包摂(すべてを受け入れ、包み込むこと)について語り合った」とあいさつしました。

アルペンスキー女子複合座位の回転で滑走する村岡桃佳選手=トファーネ・アルペンセンターで3月10日
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