立憲民主党は9月23日、東京都内で開いた臨時党大会で代表選挙の投開票を行い、野田佳彦元首相(67)が決選投票で枝野幸男元代表(60)を破り、新代表に(「Newsがわかる2024年11月号」より)
任期は2027年9月まで。野田さんは選出後のあいさつで「今日からノーサイドだ。挙党態勢で政権を取りに行こう」と呼びかけました。選出後の記者会見では、衆議院解散・総選挙の準備を早めると強調しました。
代表選挙には野田さん、枝野さんのほかに泉健太前代表(50)、吉田晴美衆議院議員(52)も立候補しました。
選挙では党所属の国会議員、国政選挙の公認候補予定者、地方議員と党員・サポーターにそれぞれ割り振られた合計740ポイントを争いましたが、1回目の開票ではいずれも当選に必要な過半数を獲得できず、野田さんと枝野さんによる決選投票となりました。
決選投票では国会議員と公認候補予定者、都道府県連の代表者による合計417ポイントを争いました。その結果、有効投票ポイント総数412ポイントのうち、野田さんが232ポイントを得て、180ポイントだった枝野さんを破りました。

立憲民主党の代表選挙を終え、壇上で手を合わせる(左から)枝野幸男さん、泉健太さん、野田佳彦さん、吉田晴美さん=東京都港区で9月23日
上記画像をクリックすると「Newsがわかる2024年11月号」にジャンプします。
有料会員の方は電子書籍でご覧いただけます。