統一地方選挙が4月9日の「前半戦」と4月23日の「後半戦」の2回に分けて行われました。奈良県知事選挙では、日本維新の会新人で弁護士の山下真さん(54)が初当選。維新公認候補の知事は大阪以外で初めてです。(「Newsがわかる2023年6月号」より)
統一地方選挙が4月9日の「前半戦」と4月23日の「後半戦」の2回に分けて行われました。
前半戦では北海道や大阪府、神奈川県など9道府県知事選と静岡、広島などの6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選が投開票されました。このうち奈良県知事選挙では、日本維新の会新人で弁護士の山下真さん(54)が、新人で元総務省官僚の平木省さん(48)、5選を目指した現職の荒井正吾さん(78)ら無所属5人を破って初当選しました。
奈良県知事選で当選確実となり支持者らと拳を掲げる山下真さん(中央)=奈良市で4月9日
維新公認候補の知事は大阪以外で初めてです。維新は大阪府知事選の現職、大阪市長選の新人も勝利するなど躍進しました。
市区町村の首長や議員を選ぶ後半戦は4月23日に投開票されました。県庁所在地の市長選のうち長崎では、自民、公明両党が推薦し、国民民主党が支持する新人が、元県議らとの新人同士の激戦を制しました。また、維新は今回の統一地方選挙で掲げていた「地方議員600人以上」の目標を達成し、勢いを見せました。
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