平和の番人 国連の80年【月刊ニュースがわかる4月号】

ヤングケアラー明文化 改正支援法成立 支援連盟 地域差解消を求め声明

ぞくかいこうれいしゃびょうしょうがいなどがあるひとせいかつだすけをすること)やわれるヤングケアラーのえんしめしたかいせいども・わかものいくせいえんすいしんほうが6がついつさんいんほんかいけつせいりつしました。くにたいえんつとめるたいしょうとしてはっきりしめすことで、そうだんまどぐちせいなどをうながねらいがあります。(「Newsがわかる2024年8月号」より)

 かいせいほうは、ヤングケアラーを「ぞくかいそのにちじょうせいかつじょうおこなっているとみとめられるども・わかもの」とさだめています。ヤングケアラーはこれまでほうりつじょうさだめがなく、こくないでは18さいまんどもとづけるのがしゅりゅうでした。しかし、ぞくのケアたんえいきょうは18さいじょうになってもつづくため、せいはおおむね30だいまでをふくども・わかものいくせいえんすいしんほうほうりつとしてさだめ、18さいじょうわかものにもなくえんつづけることをめいかくにしました。

 かいせいえんほうせいりつけ、ぞくなどのかいしゃえんかつどうをしている「ほんケアラーれんめい」は6がつ10とおぜんこくたいえんいきをなくすようもとめるせいめいしました。せいめいには「くにのバックアップのもと、さらにおおくのたいえんたいてきむことがたいされる」としるしました。

記者会見する日本ケアラー連盟の田中悠美子理事(右)ら=厚生労働省で6月10日

 自治体支援にばらつき   ヤングケアラーの支援に取り組む自治体は十分に増えていません。国の2023年の調査によると、回答した全国1221自治体(47都道府県、1174市区町村)のうち「相談窓口の整備」などを進めている自治体はわずか7.8%。自治体の規模によって、対応にばらつきがありました。

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