文部科学省(国の役所)は10月13日、宗教法人の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に解散を命じるよう、東京地方裁判所に求めました。社会問題になっている金銭トラブルの数々に、旧統一教会がおそくとも1980年ごろからかかわっていると、判断したからです。(「Newsがわかる2023年12月号」より)
不安あおり 高額を得る
今回、文科省が認定したのは、旧統一教会が信者らの不安をあおって印鑑(はんこ)やつぼなどの高額品を買わせたり、不当に高すぎる寄付をさせたりしたことです。これについての損害額は計約204億円で、被害者は約1550人としました。
それに対し、旧統一教会は「国から解散命令を受けるような教団ではないと確信している。裁判で主張していく」などとする声明を出しました。
旧統一教会への解散命令を東京地裁に求めたことを受け、記者会見する盛山正仁文部科学大臣=東京都内で10月13日
旧統一教会の解散 国が裁判所に求める
https://www.newsgawakaru.com/news/2312/22_23
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