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【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

4年ぶりエルニーニョ現象 世界的な気温上昇さらに?

世界的な異常気象の原因となるエルニーニョ現象が4年ぶりに発生したとみられると、気象庁が6月に発表しました。ラニーニャ現象が終わってすぐの発生で、秋まで高温傾向が予想されています。(「Newsがわかる2023年8月号」より)

もとはペルー沖の海水温上昇

 エルニーニョはスペイン語で男の子という意味で、ここでは「神の子」(イエス・キリスト)を示しています。

 エルニーニョ現象は気象用語としておなじみですが、名づけたのは南アメリカ・ペルーの漁師たち。むかしからペルー沖では12月ごろから春まで海水温が上がり、魚が取れなくなることがありました。漁師たちはこのふしぎな現象をクリスマスの時期にちなんでエルニーニョと呼びました。

 エルニーニョ現象   赤道近くの太平洋東側にある日付変更線から南アメリカ・ペルー沖までの海水温が高くなり、それが1年以上続くこと。東風が弱まるため、西側の暖かい海水が東に広がり、東側で積乱雲がさかんに発生する。

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