注目度が増しているスポーツの一つに2本のロープを使った縄跳び、ダブルダッチがあります。決められた時間内に行うかけ足跳びの速さや、独自の演技の出来栄えなどを競います。手軽にできて集中力やリズム感、チームワークなどが身につき、幼児からお年寄りまで幅広い世代に楽しまれています。(「Newsがわかる2023年5月号」より)
◆チームで補い合い得意分野生かせる
東京都八王子市の「桑都ダブルダッチクラブ」には幼児から社会人まで約80人が所属しています。この競技の普及を進める日本ジャンプロープ連合事務局長で、国際大会で優勝経験もある原竹純さん(43)が指導しています。
小学6年の青木佑さん(12)は「すごいと感じてもらえるように跳ぶのは難しいけど楽しい」。原竹さんは「チームとして補い合えるところがいいスポーツ。技術だけでなく、演技で使う音楽や衣装などの得意分野でアイデアを出す子もいます」と話しました。