今年も国内、海外でさまざまな出来事がありました。ニュースがわかる編集部では、その中から社会に大きな衝撃や影響を与えた重大ニュースを10本選びました。キーワードやポイントをおさえながら、振り返ってみましょう。(「Newsがわかる2024年12月号」より)
能登半島地震 続く自然災害
◆最大震度7 大津波警報も
元日に、マグニチュード7.6の能登半島地震が発生しました。石川県輪島市、志賀町で最大震度7を記録するなど、広い地域で強い揺れを観測。気象庁は東日本大震災(2011年3月)以来の大津波警報を出しました。
この地震で石川県では408人(10月22日現在)が亡くなり、約2万4000棟の建物が全半壊するなど、大きな被害が出ました。
倒壊した家屋の前で涙を流す被災者=石川県輪島市で1月2日
◆8月 初の南海トラフ地震臨時情報
8月8日には宮崎県でマグニチュード7.1、最大震度6弱を観測する地震が発生しました。気象庁は東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)で起きる巨大地震「南海トラフ地震」への注意が必要だとして、同日夜に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発表しました。
記者会見する南海トラフ地震の評価検討会の平田直会長(左)=気象庁で8月8日
◆9月 能登半島被災地、豪雨が追い打ち
能登半島地震の被災地は9月21日、大雨特別警報が出される記録的な豪雨に襲われました。土砂崩れや河川の氾濫によるとみられる死者が14人確認されたほか、能登半島地震の被災者が生活する輪島市や珠洲市の仮設住宅約200戸が床上浸水。震災から生活を立て直していた被災者に、追い打ちをかける大きな被害が出ました。
川の氾濫で周辺が冠水した仮設住宅=石川県輪島市で9月21日、毎日新聞社ヘリから
今年は何が起こった? 2024年の重大ニュース【国内編】
https://www.newsgawakaru.com/news/2412/04_06
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